こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

映画のこと

祝・スコセッシ

アカデミー賞。 ようやくとれたんだねスコセッシ監督… うーん、おめでとう! とれないと、とてつもなく凹む人だからねえ。 まあその凹む姿もまたカワイイんだけどねえ。 レッドカーペットで菊池凜子ちゃんが イヤホンを片手で抑えながらインタビューに答えて…

お茶の水から下北沢へ

午前中からのお仕事が終わって、 おなかがすいたので、 なつかしの中華料理屋さんに来てみました。 御茶ノ水の「太一」。 絶品五目ワンタンメン、うわあ何年ぶりだろう。 ちょっと目を離した隙にすっかり様変わりしていて 朝から面食らってばかりの駿河台で…

殻のかわりに

「幸福の食卓シュー」発売! 今日は、お手伝いしている雑誌の編集部で 遅くまで作業があったのですが、 その作業のおともにシュークリーム。 これは、今週末に公開する日本映画「幸福の食卓」と ファミリーマートのコラボ商品なんですね。 去年、この映画の試…

ノミネートされすぎ

今年もまたアカデミー賞の季節がやってきます。 最高の映画、俳優に贈られる賞、通称オスカー。 本日、ノミネートが発表されました。 『バベル』の助演女優賞候補、菊地凛子すごいなー。 『硫黄島からの手紙』はイーストウッド監督でとるのでしょうか。 『星…

本音っていうか

なんか、ただ楽しい「本音会」。 久しぶりに参加してきました。 映画アナリストのまつかわゆまさんが 映画ライターになりたいならこういうことも知らないと という大切なポイントを教えてくださる講座がありまして。 3年か4年ほど前に その講座に通ってい…

硫黄島からの手紙

久しぶりに映画館に行って 『硫黄島からの手紙』観てきました。私は、なるべく戦争映画を見るようにしています。 私のような鈍感な人間はそうでもしなければ、 戦争のことなんかあまりに遠く、 ちっともわからないままで毎日を過ごしてしまう。 そして「戦争…

よろしく〜ねッ!

ヒルズの映画館のエスカレーターをあがっていったら、そのままなんかのレッドカーペットに突入しそうになってしまった。 なんのイベントだったんだろう、ちょっとゴージャスな感じで。 でもそっちじゃないの、『トリック劇場版2』観にきたとです。片平なぎ…

ダ・ヴィンチ・コード

観ました、『ダ・ヴィンチ・コード』。 4Kなんとかっていう綺麗な画面仕様で。暗号の読み解きイメージが『ビューティフルマインド』のように美しいなあと思ったら、そうか同じ監督なんだった。結局、小説は読まずに乗り込みましたが、結論まで知ってた父も…

公開前夜

「ファティマの大予言」=20世紀のはじめ、ポルトガルのファティマにある丘にマリア様が現れ、子供たちに3つの予言を託したという、クリスチャンにとっては奇跡的な、クリスチャン以外にとってはオカルティックな出来事がありまして、わたしが中学生のこ…

ダ・ヴィンチ・コード展

今週末、いよいよ映画「ダ・ヴィンチ・コード」の封切りです。ヒルズ森タワーでやっている「ダ・ヴィンチ・コード展」にも行ってきました。展示の内容も一風変わっていて面白かったのですが、ビルの入り口で空港の金属探知機みたいなものの間を通ったり、「…

プロデューサーズ

今月は映画館に行かなきゃ。行かなきゃ、とは贅沢極まりない義務なのだが、4月は体力的余裕がなく、いろんなものを見逃してしまったゆえ。久しぶりに家族で六本木へ赴き『プロデューサーズ』を観ました。おおネイサンだ!マシュー若い!足長すぎユマ・サー…

サユリスト

ようやく『SAYURI』を観てきました。うおー、おもしろかった!スピルバーグ氏いわく「日本によく似たどこかの国」の物語。そして踊りの撮り方がうまいのはさすがにロブ・マーシャル監督です。やけにリアルな部分とファンタジーが混在した、不思議な映…

男の子って…

映画『ハリー・ポッター/炎のゴブレット』。子供の冒険ファンタジーとして綴られはじめたシリーズは、ここへきてだんだん青春映画と化してまいりました。いい感じです。前作から、いやよく考えると1作目から既にお互いを意識しまくりだったロンとハーマイ…

ナオミ、後ろ後ろ!

ピーター・ジャクソン監督の映画『キング・コング』は3時間余の超大作。ヒロイン・アン(ナオミ・ワッツ)がまあ走ること。ネグリジェに裸足でジャングルは辛いっすよね!あっちからもそっちからも恐竜が出てきて、ほとんど「志村、後ろ後ろ!」な世界なん…

よき時代

最近、薬師丸ひろこさんがまたとってもいい感じです。ドラマ『1リットルの涙』もいいけど、さらにいいのが映画『ALWAYS 三丁目の夕日』、笑えて泣けて、日本に生まれたことをよかったなと思わせてくれる映画でした。ここでひろこさんが演じるのは優し…

そう…

先日、WOWOWで放映された映画『SAW』を多大なる勇気をもって観ていたら、いよいよラストというところで録画が切れる…というショッキングな出来事があったので、再チャレンジしました。いやあ…これはすごい。掘り下げ甲斐は『マルホランド・ドライブ』並みで…

やりなおし

映画『この胸いっぱいの愛を』。映画や芝居や本のタイトルは、こういう口にするのがちょっと照れくさいものだと話題にしづらい。参ったなと思っていたのだけども、この言葉は、終盤の台詞のなかに出てくるのでした。重要なフレーズだったのですね。タイムス…

春の雪

映画『春の雪』を観ました。「今の人で、とても綺麗な作品を撮ったんだな」という感想で納得しようと思っています。たしかに綺麗でした。妻夫木さんにも竹内さんにもそれぞれの魅力があったし、絵柄も質感も決して安っぽいものではなく、とてもとても丁寧に…

大きな魚

ビデオに撮っておいた映画『ビッグ・フィッシュ』を観ました。おお、ウンパ・ルンパの人がいる。というかティム・バートンファミリー勢ぞろいですね。子供時代から今に至るまで、とても信じられないようなファンタジーで埋め尽くされた父(アルバート・フィ…

蝉しぐれ

ぬぐってもぬぐっても汗がしたたり落ちてくる暑さや、たった障子一枚のすぐ外に白い雪が吹雪いているような寒さを、自分などはぜんぜん知らないんだとあらためて思い知った映画『蝉しぐれ』。大人になった文四郎(市川染五郎)とふく(木村佳乃)の再会の場…

NANA追記

成宮寛貴、うまいな。件の雪のホームの場面、成宮くんの演じるノブが突然顔を涙で歪ませて列車の扉へ駆け寄る、その走り出す瞬間の表情がすごかった。こういう瞬間を永遠に残しておけるという幸せのために映画はあるのかな、とも思ったりします。

黙っていろ

東京国際映画祭。映画祭というものに初めてでかけてみました。ドイツ映画…オーストリア映画か。「シレンティウム」。ザルツブルグのカトリック系寄宿学校を舞台に、そのバックにある教会と、町を牛耳る音楽祭界の癒着と腐敗を描きます。タイトルの「シレンテ…

ナナとハチ

映画『NANA』。20歳の女の子の日常に果たしてついていけるのか、観にいくのを随分迷いました。歌うために故郷をあとにしてきた大崎ナナ(中島美嘉)と、恋を追って東京をめざす小松奈々(宮崎あおい)。雪の日、列車のなかで偶然隣り合わせた同い年のふた…

ウンパ・ルンパ

映画『チャーリーとチョコレート工場』。ティム・バートンとジョニー・デップとチョコレートという時点で既に観る気満々なのだが、それ加えて、『ネバーランド』では今にも死にそうだったフレディー・ハイモアくんに元気溌剌なチャーリーとして再会できるこ…

サドゥンリスィッモァ〜

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』。とびっきりのB級映画。想像を越えた面白さでした。疲れ果てた下町、スキッド・ロウにある一軒の花屋。店員の青年シーモア(リック・モラニス)は、優しいけれど気の弱い、さえない青年です。ところがある日、彼…

南極日誌

友人たちと映画鑑賞会。 有楽町シネカノンで『南極日誌』を観ました。 いつも映画を観るときはだいたいが家族かおひとり様なので、 みんなで待ち合わせて横にずらっと並んで座るっていうのが とても新鮮で楽しかったです。 南極大陸。 沈まない太陽の下、「…

ゆまさんの握手会

まつかわゆまさん渾身の一冊 『映画ライターになる方法』 がいよいよできあがりました。 おめでとうございます、ゆまさん! 台風襲来のまっただなか、 銀座一丁目のコリアンダイニング號で開催された 今回の『本音会』は、その出版記念会。 ゆまさんにサイン…

星になった少年

去年、たまたま本屋さんで原作を 立ち読みしていたんですよね(すみません)。 日本ではじめてのぞうつかいになる夢をおいかけて、 だけどたった19歳でこの世を去ってしまった少年の物語。 柳楽優也くん主演。 大きくなったなあ。

…祝うのか(笑)

映画『キル・ビル2』。 ずいぶん前に録っていたのをようやく観ました。 1作目からの続きなので、 はじまるなり「第四章」とかだったりします。 1作目ほどのびっくりはないんだけど、それは観るほうの問題であって、 やっぱりすみからすみまでコテコテに凝…

バナナで釘が…

映画『皇帝ペンギン』を観にいきました。 地球には想像もつかないほど我慢づよい生き物がいるんだ、 ということに衝撃を受けた。 バナナで釘どころじゃない、 マイナス40度のブリザードのなかで なにも食べず立ったまま3ヶ月、ということが まずどうやっ…