こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

ペリクリーズ

彩の国さいたま芸術劇場
与野本町駅から徒歩7分。


…ウソだね遠すぎる!


っていうかどっちに進むとかどこで曲がるとか
大きく案内出してほしいな(笑)。


どうにかたどり着いて『ペリクリーズ』を観劇しました。
死んだと思ってた人が生きていた、
もう会えないはずの人と再会できた、っていう
『冬物語』や『テンペスト』と同じ種類の喜びがあるストーリーです。
どんな困難にあってもまた海に出ようとする、
あの頃の人たちって勇気があったのよね。


内野聖陽さん演じるペリクリーズが
袴の裾を翻しながら舞台奥から現れた時、
「颯爽」という言葉はこの人のためにあるんだと思いました。
そして市村正親さんが語ると
どんな台詞にもおかしみがあふれます。
白石加代子さんが語るとどんな台詞にも妖気が漂います。
もう圧倒されます。
そして田中裕子さんはどうして今でもあんなにピカピカ、艶々なの?
どうして余裕で17才に見えるの、信じられない…。