コルレオーネ感
とうとう観てしまった…
映画『アイリッシュ・マン』。
おかしい。
好きな人たちしか出てこない。
そして彼らの年功序列や関係性が
微妙にズレているのもおもしろい。
いつも切れるはずのジョー・ペシは一度も切れず、
周りを振り回してきたはずのデ・ニーロが
振り回されて涙目になって耐えている。
なんだか「これがほんとうの彼らだよ」と
総括されているような気がして泣けてしまった。
注:ほんとうの彼らではありません。
ひとつ気になったんだけど、
フランク(デ・ニーロ)の授賞式のダンサーたちは
なぜ壇上の主賓テーブルのすぐ前で主賓にお尻を向けて
パフォーマンスしているのか。
そのせいで、気になるホッファ(パチーノ)の姿がよく見えなくて
ストレスフルなフランクかわいそう(笑)。
まったく長く感じない4時間弱、
まだまだ終わってほしくないと思うほど
時の経つのが早かったです。