ドリームボーイズ
東京・帝国劇場で開幕した
「Dream Boys」を観てきました。
主演:亀梨和也。
「Dream Boys」は
2004年に初演の幕をあけてから(最初の主演はタッキー)
ずっと続いている作品だけど、
私は、今回がようやく2回目の初心者。
2年前の前回は、
亀ちゃんの体育会系ノリながんばりに感動したのと、
ゲストプレイヤーの手越&渋谷の
舞台から風が吹き抜けたような圧巻の歌唱力に
度肝を抜かれたのをよく覚えています。
そういえばあのとき私は渋やんを観て、
と、とても他人行儀に思っていたものだが(いまでも他人だが)
その直後、ひょんなことから関ジャニ∞修行の旅に出て
2年後、こうしてわりと熱めのエイターに育ちました。
人生とは不思議なものですな。
今年のゲストプレイヤーはコウキくん(田中聖)とゆっち(中丸雄一)。
KAT-TUNから3人揃うって
きっとファンの人はとっても嬉しかったと思う。
3人まできたら、
いっそ5人出ちゃえばいいのに、とも思う。
お話は、設定がすこし変わって
その分わかりやすくなりました。
それでも依然として
ツッコミどころ満載(物語の展開的に)なのは
ご愛嬌で。
というか、それでこそジャニーズ作品なわけで。
彼らの舞台のほんとうの魅力は、
しっかりとアイドル・コーティングされたキラキラ感の向こうで
彼らがいつも無心に繰り返す真剣勝負、
そこから伝わってくる「空気」なんだな、と
今回もあらためて思いました。
歌とダンスはもちろん、
アクションやアクロバット、殺陣、
その道のプロだって命がけでやるようなフライングまで
ジャニーズの舞台には
これでもかというほどの難技が詰め込まれています。
そんなもん、そんな短期間で出来るようになるわけないだろー!
…と思うようなことばかりなのに、
みんな、絶対に初日までにそれを仕上げてくる。
で、どうしてあんなことが出来てしまうんですか、
と聞かれると、彼らは異口同音に、
「舞台は開くんだから、とにかく、やるしかないんです」
と答えるんだよね。
きっと、がんばるっていうアベレージが、
とんでもなく高いところに設置されている。
今回もどえらいものを見せて貰って
帰り道はもう、ため息ばかりでした。
カメちゃんが挑戦した新しいバンジーの場面で
無音になった舞台から聞こえてきた息遣いと気迫。
オラオラな台詞の多い役なのに
どうしてもにじみでてくるコウキくんの人柄の良さ。
普通というオーラをまとったゆっちの普通じゃない存在感とか。
チャンプの病室を訪ねる場面のゆっちの芝居、
ほんとによかったな…(涙)。
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