こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

ジャケ買い

タワーレコードで久々にジャケ買いしました。
ブロードウェイで上演中のミュージカル
『Movin' Out(ムーヴィン・アウト)』のサウンドトラックです。


タイトルを見て、
ああビリー・ジョエルでこういう曲あったよな懐かしい、
となにげなく手にとったら、
まさに「全編ビリー・ジョエルの曲で綴る新作ミュージカル」だった。


中学生のとき、
ナンセンスな英語力ゆえ「白パンの世界」ってなんなんだろうと
不思議に思っていた「Uptown Girl」とか、
部屋のなかにドバーッと水が入ってきちゃう
サイコな映像に衝撃を受けた「Pressure」のMTVとか、
いわゆる洋楽原体験がビリー・ジョエルだったので、
嬉しくて迷わず購入。


彼の歌い方は下町風というのか、
イタリア系ニューヨーカーの
やけに母音の強い独特な訛りがあるんだけど、
サントラで歌うボーカリストもそこらへんを上手く踏襲。
ちょっとしたピアノのアレンジもほとんどはずすことなく入ってて、
やけに楽しいアルバムなんである。


オープニングの
「Scenes From an Italian Restaurant」なんかはそもそも、
イタリアンレストランで会おうよ、
ワインは赤にするかい、ってスローなテンポで始まったかと思うと、
だんだんテンポアップして急に視界がパッと開けて
1975年の夏に飛んじゃって、
あの頃みんなの憧れのステディだった
ハイスクールのブレンダとエディは…みたいな、
1曲で映画1本というノリ。
このブレンダとエディはおそらく
舞台のどっか主要なところに配置されているであろうし、
ほかのリスト曲を見るに、
多分まじめで不器用な友だちジェームスもでてくれば(「James」)、
トニ−は食料品店で働いており(「Movin' Out」)、
でもやがてベトナム戦争があって(「Goodnight Saigon」)、
誰かを失うことになるんだけど(「Only the Good Die Young」)
最後には…という話が想像される。


今年のトニー賞の目玉のひとつらしいです。楽しみ!