こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

傾いて候

日本橋三越で「中村獅童写真展」を観てきました。
日本伝統美術展みたいな催しの一角に設けられたコーナーには、
獅童さんの小さい頃から今までの
あらゆる写真がぎっしり飾ってありました。


たくさん凹んだり泣いたりしながら、
努力して努力して今の中村獅童になったんだというのが
伝わってくる写真展。


気が小さくてスロースターターで、
実は思いっきりコンサバティブな獅童さんだからこそ、
今の弾けっぷりが輝いてみえるのだろう。
それでその弾けた結果が
ちょっと浮いてみえたとしても、
それが傾く(かぶく)ということの基本なんだもんね。