こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

首みつかる

週末に部屋のお掃除をしていて
机の上に飾ってあったのをうっかり床に落とし、
一部行方不明になってしまっていたものが、
お部屋のすみからみつかりました。

それは、「首」。

新選組食玩フィギュアの
藤堂平助の「首」がみつかった。

よかったああああああ~!
 

 
食玩」というのは、
ほんとうは「玩」(フィギュアとかマスコットとか)が
主役なんだけど、
表向きには「食」(飴とかガムとかクッキーとか)の商品として
スーパーやコンビにでも
食料品コーナーで売っていますよね。
これは8年前、
折りしも大河ドラマ新選組!」でにぎわう
京都・大宮のコンビニで買いました。
 
外箱ではなに(誰のフィギュア)が入ってるか
わからないタイプのやつだったので、
京都の別のコンビニでひとつずつ、3回か4回買って
大人買いはしないと決めていた)、
ようやく平助だったときの喜びは、
いまでもうっすらと覚えています(笑)。
 
めっちゃ小さい(高さ5センチくらい)わりには
めっちゃ怖い顔をしている平助ですが、
これは、池田屋での彼の姿を非常にリアルに再現しています。
魁先生の異名をとった平助らしく
大活躍したこの騒動で、
さんざん戦ったあとで暑さか疲れか油断したのか、
鉢金(額を守るため金具を入れてあるはちまき)を
はずしたとたん襲われて額を割られ、
なお応戦しているその瞬間をとらえているのです。
ちゃんと落ちた鉢金もついてる!
 
フィギュアにするのになにもこの場面…という気もするけど、
このころの平助には、新選組にも自分の生き方にも迷いがなかった、
ある意味「幸せ」だった瞬間なのかなと思うと、
ちょっと泣けてくるんですね。
油小路で殺されちゃうときのフィギュアなんか
ぜったい嫌ですしね===3
ほんとは、試衛館で生き生きと働く平助、とか
そういうのいいなって思うけど。

そういえば、平助にたどり着く前に当たった
ふたつかみっつのフィギュアって
誰だったっけ…
たしか桂小五郎隊士ちゃうやん)と、
あと、洋装の土方歳三もあったはず。
 
家のどこかにはあるはず。