こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

小龍的誕生

レイトショーで『ドラゴン・タトゥーの女』。




リスベット…







イ・カ・ス!




もっと暗い、誰ともコミュニケーションの成り立たない、
扱いづらい女の子をイメージしてたので、
意外と素直で人懐っこいところにホッとしてしまった。




あの修羅場で律儀に「殺していい!?」って聞くか普通(笑)。




モヒカンって、バイクのメットをかぶっても
つぶれないもんなんですね。
ハッピーマックとコーラばかりの、
錦戸亮のような偏食生活が心配です。




デビッド・フィンチャーすごいなあ。
脳内をひっかきまわされるみたいなオープニングだけで
もうおなかいっぱい。
予告編のときから思ってたけど
「移民の歌」の破壊力がすごすぎる。




ため息がでるほど色っぽい
ダニエル・クレイグの背中のライン。


店員に礼を言って、コーヒースタンドのドアを押し開ける。
やみそうもない雨を庇でよけながら、ミカエルは
買ったばかりのシガレットの箱から1本だけ抜き取って口にくわえ、
残りはそのまま、かたわらのゴミ箱に放り込む。


…みたいな文章が浮かんでくるような動きも美しいよね。



女編集長がコテージを訪ねてきた夜に、
ちょっとした手の動きで嫉妬を表現した猫に演技賞。
今後のリスベットとミカエルの関係性を思うと
女編集長の存在どうなのよ!って思いたいんだけど、
ロビン・ライトじゃ嫌いになれないじゃない…。




それにしても「ミレニアム」編集部の
シースルー社屋、いいなあ。
そして、ステラン・スカルスガルドの家の
よけいなものなどないよね、な暮らしぶり…


たまらん!