サトシ兄さん
紙媒体でもネットでも
もちろん飲みながらとか、
映画やお芝居についての
いろんな人のいろんな感想をきくのが
すごく好きです。
最近新しい衝撃を受けたのは
劇作家・演出家界の鳥居みゆき
…とは別にいわれていないでしょうけども
それくらい美人でキッチュな
本谷有希子さんによる
アカデミー賞下馬評みたいなやつ。
日経エンタテイメントに載ってました。
非常に辛らつに作品を斬り、しかし笑わせ、
結局この人映画大好きなんだなあ、という。
「バットマンの格好をしていないときの
クリスチャン・ベールの存在感のなさ」
には、クリスには悪いけど
もう小一時間笑ってしまった。
日経エンタテイメントといえば
巻末のほうで連載している
次長課長・井上聡の「炎上DVD」がまた秀逸なんである。
井上さんが映画のDVDを紹介する、
というだけの極めてシンプルな企画にもかかわらず、
その本文中で作品に触れる度合いが
毎回あまりにも不安定で、
心配で心配で読み飛ばせない。
今回なんか、98%が自分の高校受験の思い出
(しかもほぼハッタリ)が綴られたのち、
最後の3行で慌てて
「あ、今回の作品の『三国志』を紹介します」
みたいな。
…あかんやろサトシ(笑)。