こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

綜馬席

日比谷・芸術座で『港町十三番地』を観ました。


この劇場で森光子さんの『恋風』という舞台を観たのは
もう10年くらい前のことですが、
そのときの森さんのおかっぱ頭(設定16才)は
今でも忘れられない。
そして今日の宮本信子さんのセーラー服おさげ姿(設定18才)も
これから先ずっと忘れられないだろう。


とにかく鈴木綜馬さんを観たかったわけだけれども、
舞台の下手端、少し出っぱったところに置いてあるピアノが
今回の彼の主なポジションで、
幸か不幸かまさにその真下の席だったため、
綜馬さんが出てくるとそっちに気をとられて
舞台中央でなにが進行してるのかわかりません(笑)。
パーフェクトに高い鼻梁と、
ピアノを弾く時すこし丸くなる背中のライン。
あの色気はどう表現したらいいでしょう。


夜は日生劇場でコンボイ番外編『PENGUIN-ZA』。
9人の女性ダンサーは想像してたよりビビッドでした。
そして今村ねずみさんの「名倉先生」満喫。
もう既にご本人とは別の生き物になっている…。