こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

母校の文化祭が
「萌え」の交通渋滞でしかなかった件。
 
 

まず受付で
 
「こち、こちらにお、おなまえを、かいてください」
  
ロココなドレスが飾ってあった「手芸班」の教室で
 
「えっとあの、これはことし、
 ことしのテーマがベルサイユのばらで、
 ばらなので、それでみんなでこの、
 ドレスを、つくりました」
「すごいねー。
 似合いそうだから自分たちで着たらいいのに」
「…(ぱぁぁぁぁぁぁぁ///)」
 
校庭で、後夜祭に向けて
食堂コーナの片付けがはじまったとき
たぶん高1くらいのちっちゃな子が
さらにちっちゃな子たちをみごとにさばいて
あっという間に撤収を完了し
この子にならいますぐ居酒屋の店長
まかせられると思ったし、
なにより「歴史研究班」の教室に入るなり
さらっと目にとびこんできた
 

今 回 の テ ー マ は 
 
暗 殺 で す 
 
 
 

…女子校って素晴らしい。
 
 
 

学校紹介のブースでは
先生の名言集にはらわたがよじれまくって
先生という生き物の
時間や空間を超越したすごさを思い知ったのと、あと
あいかわらず生徒が
すごくよく先生を見てるってことに、じわる。
 
 
中学、高校の6年間という時間は
とても不安定で、
個人レベルでそれぞれに背負っているものも
決して小さくない。
いいことばかりの6年間ではないことを
自分なりに経験したから、
「食わせてもらってる子供」というだけで
楽な身分だとは決して思っていません。
 

けど、その何年間を
この学校で過ごせることになっためぐりあわせは
だいじにしてほしいなあと思いました。
 
現役のそのときにそれを理解するのは
すごく難しいけどね。
  
卒業してしまったら、二度と経験できない日々です。

 
 
 
満喫しろし、後輩ども❤️