こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

喧嘩、しないで〜

グローブ座に「BOB」を観に行きました。
作・演出=西田征史
出演=丸山隆平片桐仁平愛梨
 

 
離婚の危機にある若い夫婦(丸山・平)と、
それをなんとか修復してやりたいと思う
お笑い芸人である夫の相方(片桐)。
 
やはり離婚の危機にある編集者夫妻と、
こちらもそれをなんとか修復してやりたいと思う
二人の友人である作家。
 
パラレルな物語が同時に進行する
二重構造のなか、
笑いあり涙あり、
たまに辛口だけどとっても優しい物語が
展開していきます。
 
ラーメンズは、相方の賢太郎さんのステージは
観たことがあったんですが、
片桐さんを拝見するのは初めてでした。
たたずまいがとてもあったかい。
 
愛梨ちゃんはブレないかわいさ。
顔はもちろんだけど、足がキレイだよ…
一所懸命たどる台詞が胸を打つ。

そして丸山さんは、
マルちゃんにだいぶ近い気がする「ハルピコピコ」と、
マルちゃんじゃない気がする「アキヒコさん」の両方が観られる
お得な脚本。
 
西田さんが、ハルヒコの妻ナツミに語らせた
ハルヒコの「いいところ」の羅列にぐっときた。
そしてなぜタイトルが
BOBと書いてボブなのか。
 
西田さん天才か!