こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

もじゃもじゃのひと

新国立劇場で、
ダンススタジオWINGの公演「After Dark」を
観てきました。



あまりにもすごすぎて、言葉がない…。


クラシックなのにクラシックの古さがなく、
モダンなのにモダンの息苦しさがなく、
ヒップなのにヒップの自分勝手さがなく、
とにかく、ダンサーひとりひとりの身体能力の高さに圧倒され、
なによりも彼らが
ダンスが好きで好きでしょうがないことが
ガンガンに伝わってきて、
とにかく、衝撃を受けました。
そして楽しかった。興奮した。


久しぶりに、新しいステージを観た気がした。


きちんと積み重ねているダンサーの体や動きが
いかに美しいかということも、しみじみ。
いまさらだけど、バレエって大事だね。


休憩時間に、
ロビーですれ違ったお客さまが


「あの髪の毛黒くてもじゃもじゃの人、誰だろう〜」


って感激しながら歩いてたので、


「それは大野幸人さんといってだね!」


…と、説明してあげたい衝動に駆られた===3


大野くん、素晴らしかったな。
きれいな筋肉と、上品なたたずまいに加えて、
すこし背が小さいのと顔立ちが幼いのと
ちょっとシャイな感じがするので
最終的に「可愛らしい」感じに仕上がってるのが
とても個性的でいいと思う。

青山劇場でもびっくりしたけど、
国営の劇場でセンターとっちゃったんだもんなあ…。