こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

五反田の夕べ

女性ばかりの映画人の集い、
なるものに
お誘いいただいて。


はりきってお出かけしたはいいものの、
こういう場に出るとなると
無駄に緊張してしまうワタクシ。
山手線の中で、
ああ1杯ひっかけてくればよかった…と
ずっと悶々としていたので、
やっぱり、1杯ひっかけてから行こうと
駅前のカフェへ。


おお。大好きなバス・ペール・エールがある〜。
しかもボトル。
カウンターの女の子が、


「グラスはお使いになりますか」


と聞いてくれたのですが、
いやそりゃ夕方に女子がひとりでラッパ飲みは…
まあ…してもいいんだけど、
結局、グラスをお使いになることにいたしました。



ややテンションがあがってきたところで、
会場までの行き方がわからないことに気づき、
横断歩道を渡って駅前まで戻って
派出所の若いおまわりさんに聞いてみる。


大きなレトロ地図帳をめくりながら
ここから数えて3つめの角を右に曲がると
高層のビルがあるからその向こうの…
と丁寧に教えてくれたあと、
わざわざ派出所から通りまで出て
あちらのほうを指さしながら、



「ほら、ここからでも見えるでしょう」





なんとなくバックに流れた
「三丁目の夕日」のBGM…ほっこり。