こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

ちょんまげぷりん


大雨だったので、ちょっとはすいてるかなと思って
お仕事のあと、恵比寿ガーデンプレイスへ
映画「ちょんまげぷりん」を観にいきました。
監督:中村義洋。


江戸時代から現代へタイムスリップしてしまった
木島安兵衛(錦戸亮)。
シングルマザーのひろ子(ともさかりえ)の家に居候するうち、
息子の友也(鈴木福)のために挑戦したお菓子作りに
思わぬ才能を発揮、パティシェの道へ…!?


ファンタジーでありながら、
働くシングルマザーの微妙な立場や
無意識に持ってしまうジェンダー感覚とか、
ひやりとするようなテーマも描かれています。


でも、そもそもタイムスリップものは
結末が「別れ」だとわかっているから
はじめっからせつなさ全開なんだけども、
それでも、安兵衛にもひろ子にも友也にも
出会って、一緒にすごして、
またさよならしたからこそ生まれた思いや変化があって、
それがちいさな「お菓子」に託されて時を越えて繋がるラストは、
涙というより自然と顔がほころんでしまうような、
あったかい映画でした。


ジャージに落ち武者頭の亮ちゃん!
いざる動きがちょっとぎこちなく、
走るときに手が腰についてる(刀挿してないのに)のが
カワイイ安兵衛さん。


撮影中、子役の福ちゃんは
亮ちゃんのことを(亮ちゃんのオーダーで)
「ニシキド」と呼んでいたそうだ。


そういえば、クライマックスで、安兵衛さんが
道の真ん中で大立ち回りする相手の
チンピラのリーダーが、仲間から


しょうちゃん


と呼ばれた瞬間、客席(のエイターさんたち)から笑いが(笑)。



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