こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

十二夜

ミュージカル『十二夜』のサントラを聴きながら歩いていたら、かなり明るいトーンのなかで、猫役だった本田美奈子さんのナンバーに限って寂しい歌詞が多くて、かえって堪えてしまいました。が、そうこうするうちにオーシーノー公爵のフガフガした綜馬節がはじまり、真央さんとタモの歌声はひたすらあっけらかんとしており、泣き笑い。いいアルバムだな。楽しい舞台だったなあこれ。ラスト、美奈子ちゃんと麻世さんがしっぽをふりながら仲良く並んではけていく後ろ姿で終わるんだよね。再演の幕があいたとき、どこかに美奈子ちゃんがいそうな気がしてならない。