こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

先生、アロハ!

そもそもわが家のテレビのチャンネル権は
完全に父母の手に握られておりますので、
一緒にテレビを観ようということになると
彼らの嗜好に私が便乗するというのが常なのですが、
このクールにそうやって夢中で観たドラマが
件の『チャングムの誓い』、
そして本日最終回を迎えた日テレの『女王の教室』でした。


黒づくめのひっつめ頭で、
どこにでも現れるオカルティックな女教師、
阿久津真矢(天海祐希)。


「こんな先生がいたらいいのに」のま逆の設定からはじめて、
ついにはクラス全員で「仰げば尊し」の絶唱。
学園ものとしてのリアリティはないけれど、
膨大な情報のつまった人生サバイバルマニュアルでした。


和美(志田未来)や由介(松川尚瑠輝)、
6年3組のこどもたちがよくがんばった。
和美の家族が微笑ましい。というか
尾見としのりくんがもうお父さん役なんだねえ…
もも〜くりさ〜んねん、かきは〜ち〜ねん
(これが歌える方、大林監督の尾道三部作で育ちましたね)。


ゆるゆるだったしおり先生(原沙知絵)が
最後に真矢化してたのもナイス。


そしてなにより、天海祐希ありきでした。
天海さん、ものすごくいいですね。
強烈な吸引力。あの、


「いいかげん目覚めなさい」
「イメージできる?」

がもう来週から聞けないかと思うと、ラストの笑顔になぜか涙とまらず!