こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

つながっとる

KAT-TUNコンサート@東京ドーム「Chain」。

ショーゲキの連続でした。
まずなんといっても客席の色合いが。

クール…

ファンの方のいでたち、お洋服や持ちものの色合いが
限りなくモノトーンであることに驚く。
 
そして、開場前にあまり騒がないファンのみなさん。
開演時間がせまってきたからといって、
***、***…とコールしだすわけでもなく、
メンバーの映像がスクリーンにうつっても
それはまだ開始の合図ではないと瞬時に判断して
平常心を失わないファンのみなさん。

クール…

しかし、ほんとうにライブがはじまったとたん
はじけまくる会場。

ホット…

KAT-TUNのファンの人、おもしろい。

カメ(亀梨和也)は基本的に頭脳派だから
足し算引き算をすごくよくわかってるけど
予想外なところでハズしてきたりわがまま言ったりするのが
子供でかわいいなって思うし、
ゆっち(中丸雄一)はほとんどの衣裳で
いちばん上のボタンまで止めてる
おそらくもっとも肌の露出面積の少ないジャニタレなので
いきなり半袖着てきただけで
「ちょ、ちょ、それ18禁!」ってあせるし、
上田くん(上田竜也)は髪型から顔だちから表情から動きから
衣裳の着こなしからなんからすべてがキュートすぎて
むしろ正視出来ないし、
聖(田中聖)はワイルドから超いい人まで
むやみな振り幅の広さで翻弄して来るし、
で、今までいちばん知らなかったじゅんの(田口淳之介)が
あまりにもダンスがうますぎて絶句。

じゅんのは、ずっと踊っている。
びっくりするくらい美しい動線で踊っている。
ああ、ほんとにダンスが好きなんだな、って泣けてくるくらい
無心で踊っている。
いや…もしかして、

アホなのか…?

と思うくらい、ずっとずっと踊っている。

KAT-TUN、おもしろい。

ラストで登場した
巨大な「チェーン」のセットが圧巻でした。
前方ステージの上下からのびてきたそれは
あっというまにグラウンドを一周して空中に浮かび上がり
メンバーの乗った気球と連結し、
コンサートが終わったあともお客さんたちを送り出すように
ずっと空中で「つながって」いた。
不器用すぎるKAT-TUNというグループの
これまでのこと、彼らのまわりの人たちや
彼らを応援してきたファンのひとたちのもろもろを思うと
そのひとつひとつの輪っかのつながりに込められた
願いみたいなものが伝わってきて、
胸がいっぱいになりました。

ちなみに、ぐだぐだなMCのとき
5人中4人が片っ端から勝手にボケるので
それ全部ひとりで回収しなきゃいけない聖が
ヘトヘトになってるのが笑えた。

そして、
ゆっちが「ねえ、ねえ」(Perfumeのまね)をやると
すぐさま上田くんが「ストレイト〜」をかぶせてくる
そのリズム感と距離感にぐっときました。