こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

アカデミー前夜祭

毎年ドキドキするアカデミー賞前日。
明日有給とればよかった、と
同じ後悔をするアカデミー賞前日。


ドキドキしながらとりあえず夕方まで
家のお掃除にいそしんだのち、
「ものすごくうるさくてありえないほど近い」を
観にいってきました。



いろんな思いが入り混じってうまく言えないけども。


少年オスカーが、
あの細い手足では到底抱えきれないほどの哀しみに
押しつぶされそうになりながら、
大好きなお父さんのおかげで出会うことになった
何人もの「ブラックさん」たちと
すこしずつその荷物を分け合うことで
生命力を取り戻していく姿は、
9.11後のアメリカだけでなく、
いま世界中にいる「オスカー」と「その家族」にとっての
希望であるように感じました。


マックス・フォン・シドーの存在感が素晴らしかったです。