こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

そして神戸

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3月のなかごろだったか、
西方で行われたトニセン=V6の年長3人組のコンサートのMCで
井ノ原快彦くんが語ったという話。


ツアー中のある夜、ホテルのお部屋にいたいのっちに、
ジュニアのTくんからのメール。


T「いまなにしてますか?」
井「部屋にいる」
T「行ったら、なん%の確率でキレますか」
井「2%くらいかな」
T「じゃあ残り98%に賭けて、今から行きます」


そのあと、メールの送り主のTくんとその仲良しのKくんが
お部屋に遊びにきたんだけど、
インタビューか執筆か、あいにくまだ仕事中だったいのっちは
ふたりをお部屋に入れて、待ってもらうことに。
しかし、なんかふたりの会話が気になって耳をそばだててたところ、
交わされていた会話の内容が。


「神戸牛って食べたことある?」
「ない」
「おいしいのかな」
「食べてみたいよね」


…泣ける成人男子の会話。


かつて、帝劇の楽屋でジュニアの団体とすれちがった唐沢寿明さんが
挨拶を返そうとして思わず、


「おまえら、メシ食ってんのか!」


と絶叫したという伝説が残るほど
体脂肪率の低いジャニーズジュニアくんたち、
彼らのハードワークの「ハード」のデフォルト値は、
社会の基準ととずれている。


みんな、体にだけは気をつけて、
いっぱい食べて、がんばってください。
ときには先輩に、神戸牛をおごってもらってください。