こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

十万石

「うまい。うますぎる。」


この言葉をきいて、迷わず


十万石まんじゅう


がでた方は、9割9分
さいたまのご出身ではないでしょうか。
以前、知り合いがテレビをみていたら
番組で街頭リサーチをしていて、
「うまい。うますぎる。ときいて
あなたはなにを思い浮かべますか」
という質問に対し、すごい平常心で
十万石まんじゅうですよね」
と、それ以外いったいなにがあるのかという
いぶかしげな表情で答えていたのは、みな
さいたまの人だったそうです。
ローカルCMのなせる技なのか。
その話を聞いて以来、
いったいどんな名菓なのかと
妄想ばかりふくらんでいた十万石まんじゅう
とうとうお目もじが叶いました。
さいたまのじゅんちゃん、ありがたう。

おおお。なるほど。
いかにも小判の包みな大きさです。
外側はかるかんっぽい白い生地、
なかはなめらかなこしあんで上品。
この会社のもうひとつの目玉、
はにわサブレってのが
またすごいのよ奥さん。
しおりに、さいたまで発見された古墳について
すごい詳しく書いてある。
お菓子のしおりなのに。

すごい。すごすぎる。
さいたまの菓子。