こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

台風のなか…

木曜日のスズナリ。
おもしろかったです。
温水洋一さんと大堀こういちさんの
『セプテンバー・ホール』。
笑えて、こわくて、ちょっとキモい。
シュールとはまさにこのことかと。


夢でみる場面みたいに
なんかちょっと
理不尽な方向にズレてるエピソードが
オムニバス形式で続き、
やがてそれがある場面にきて
温水博士の頭の中にあいた
穴=セプテンバー・ホールから
さまざまな人の記憶が流れこんだ
その混交の産物であったことが
わかります。



ということでいいのかな。


多分(笑)。


とくにツボだったのは
ふたりセツコさんと
温泉にいくヒッピーな先輩と高熱の後輩。
しかし、やっぱり
力のある俳優さんの吸引力ってすごいね。


上演中、小屋の外でずっと
吹き荒れる風がゴーゴーいってて、
それも初スズナリの
いい思い出になりました。