こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

ほな、また!

昨年の秋から半年続いた
NHKの朝ドラ『芋たこなんきん』が
ついに最終回を迎えました。


作家、田辺聖子さんの自伝を原案に、
大阪天満橋の商店街で繰り広げられた
ちょっと変わった人情話。
味わい深い半年間のしめくくり、
最終週のサブタイトルは「ほな、また!」。
泣き笑いのなか、物語は爽やかに幕を閉じました。


この半年、わが地味な人生においても小さい山が
ぽこぽこと出現しておりましたが
それをえいさと越えてくることができたのは
毎朝しみじみと笑わせてくれた
このドラマのおかげだったなあと思います。
そして、藤山直美さんの演じた「花岡町子」は
家族や友だちを大事にすること、
毎日きちんと書いていくこと、
そして、お酒を飲んでたくさん話すこと、
そういうことのすがすがしさを改めて教えてくれました。


あ〜、いしだあゆみ祭りもおひらきか。
いしださんの演じた町子の秘書の八木沢純子さん、
素敵だったんですよね〜。


最終回の最後の場面に、
町子と純子さんが家を出ると、そこになんと
田辺聖子さんのホンモノが立ってて
お互いに「こんにちわ」って挨拶するという
素敵な趣向もありました。