こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

ブラ〜ボブラ〜ボ

五反田ゆうぽうとで、忍者イリュージョン「NARTOーナルトー」観劇。最初30分くらいだけ世界に入り込むのに苦心しましたが、これは演出のきだつよしさんや役者さんたちのせいではありません。ゆうぽうとはとても四角いので、バレエなどの額縁ステージには向いているのかなと思うのですが、ちょっと設定がぶっとんだミュージカル、ことにアニメが原作なんていう作品をかけるには非常に難しい小屋だと思うのです。それなのに、みんなよく頑張った!感動した!

忍者たちが大勢暮らす「葉隠れの里」というのがあり、その新しい長(愛華みれ)の誕生を祝う就任式が賑やかに行われることになるのですが、そこへ、この里に怨みを抱くコワネ(秋山純)率いる一族が入り込んできます。ナルト(屋良朝幸)やサスケ(町田慎吾)、我愛羅米花剛史)たちが大活躍して危機を回避、敵も味方もなくなり無事に就任式を迎えるという希望あるエンディングへたどりついて、客席の子供たち大喜び。しかし、平成の美輪明宏岡幸二郎(コワネの手下役)が「ひとり宝ルビー&ダイヤ」のような扮装で美声を轟かす、♪ラララ気〜まぐれ操〜り〜に〜ん〜ぎょう〜…はトラウマになりはしないだろうか(笑)。