こまりさんの、はらぺこ手帖

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

みはるちゃん

ミュージカル『パウロ』@アートスフィア。久しぶりに森奈みはるちゃんの歌をたっぷり聴いて満足。あいかわらずいい声してるなあ。みはるちゃんは、宝塚出身の女優さんである。花組のトップ娘役。ヤンさんこと安寿ミラさんの相手役でした。当時の花組は「ヤンミキ時代」といって、トップ男役のヤンさんと、二番手男役の真矢みきさんのコンビの押し出しが強かったので、その間で「こざる」と呼ばれニコニコしていたちっちゃなみはるちゃんはとても可愛かった。そして猛烈に歌が上手かったのである。地声が強く、一般的な娘役のクラシカルな歌い方とは一線を画したキュートでパワフルな歌声は、退団後の今もますます健在です。ずいぶん前になりますが、劇団☆新感線の『西遊記』で、たしかなんか女王様の役だったのだが、マイクを手にしたみはるちゃんの声が青山劇場中に朗々と響き渡ったときの客席の「…だ、誰あれ!(あちこちでパンフレットをめくる音)」みたいな空気が忘れられません。東宝の『フォーティーセカンドストリート』の「Sunny Side to Every Situation」のソロパート「♪株もない〜貯金もない、ちっちゃな金庫になにもない〜」も好きだったなー。ちなみに共演者のみなさまによると、みはるちゃんは飲み会参加率優良児で、かなりの天然ボケで周囲を圧倒しているらしいです。頼もしいではないか。