こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

また浅草

とまぴょん、むろたん、おおまりと浅草に繰り出しました。新年会も兼ねて、ぜひ新春浅草歌舞伎を体験していただきたいと思いおつきあいいただいたわけです。あいかわらずすごい人出でにぎやかな仲見世を抜け、公会堂へ。今日のご挨拶も男女蔵さんでした。ねえやっぱりハッスルハッスルやるの恥ずかしいよおめちゃん。おめちゃんがやれっていうならやるけどさ…(笑)。お芝居ってのは2度目3度目となるとだんだんツボポイントが決まってくるもので、たとえば『仮名手本忠臣蔵』でいうと、弥五郎(亀鶴)が地面に書いた文字をざさざっと消すしぐさとか、花道で籠からひょっと顔を出したおかると勘平の目があった瞬間だとか、勘平が帯を締めながらポンとたたく音だとか、そういうのなんかがいちいち嬉しい。「狩人の女房が籠でもあるめえじゃあねえか」、ああいうときの勘太郎ちゃんの顔がまたなんともいえないんだよなあ。『蜘蛛絲梓弦』のほうは、なんだかんだ言いながらすぐ寝てしまう宿直のふたりが笑えてしかたがない。終わったあとは六区裏の居酒屋さんで美味しい焼き鳥。とまぴょん、むろたん、おおまり、お楽しみいただけましたでしょうか。今年も飲みましょうねえ。おおまり、お年玉のアロマグッズありがとう!