こまりさんの、はらぺこ手帖

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

イッツ・ショータイム!

中華街を歩いていてサイレンがなるとどっかから2人組の刑事がとびだしてくるんじゃないかとそわそわしたり、レンガ倉庫で海を眺めながら煙草にチャレンジして手袋を焦がしてみたり、ともだちにつきあってもらってありもしない港署を探しにいったり。学生時代、そんな短くも美しく、そしてくだらなく燃えた日々がありました。そう、かつて私も『あぶない刑事』チルドレンのひとりだったのであります。映画『まだまだあぶない刑事』、7年ぶりに横浜へ舞い戻った鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)。その変わらないカッコかわいさに、冒頭の釜山再会シーンですでに感涙です。というか松村課長が署長になってるよ!というよりなにやってるんだよトオル!あいかわらずだよ薫!ナカさん!パパ!瞳ちゃんお茶!もちろんみんなそれなりの年を重ねているんだけれども、増えた皺すらダンディー&セクシー。五十肩だっていいじゃないか。多分、ストーリー展開のテンポは今のドラマからしたらちょっと古くてはずれたところがあるんだけど、それをわざと守ってる。粋なんですね。「新顔」の水嶋(佐藤隆太)と鹿沼窪塚俊介)は、とてもいい感じにそこにはまりこんでいたと思います。欲をいえば、薫も一応警察官なんですからもうちょっとまともな活躍を…いや、薫はあれでいいのか(笑)。クライマックスで爆弾と格闘するタカ、ユージ、トオル、3人の懐かしいやりとりに笑いながら、ああでもこれで事件が解決したら映画終わっちゃうんだよな、と寂しくなりました。しかもラストに微妙なニュアンスが漂っていたので、うわあそれは勘弁!とパニクったんだけど、パンフレットを読んだら「タカとユージはちゃんと実在してるから大丈夫」とあったのでひと安心。しかし、タカとユージの空白の7年間は興味あるなあ。釜山のときの「ユージ?」「タカ?」って、あれってどれくらいの「久しぶり」だったんでしょうか、涙でぼやけててよくわかんなかった(笑)。アンダーカヴァーコップとして世界中をとびまわっていたのはいいとして、やっぱり組んでたんじゃないのかなあ。だって、あのふたりがそんなに長いこと別々にやっていけるわけがないと思うんだけども。