こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

まーちん

MA(ミュージカルアカデミー)というジャニーズのグループがありまして、テレビだと『夜もヒッパレ』なんかで驚異的な職人芸ダンスを披露していたわけですが、この11月、彼らは揃ってミュージカル『フェーム』の主演をつとめることになりました。めでたい。MAのメンバーは平均年齢24歳、屋良朝幸、米花剛史、秋山純、町田慎吾の4人。それぞれに個性的です。世界地図でたとえると、日本、南米、南欧、北欧という感じがします。この北欧担当の町田慎吾さんのダンスがとても好きで、舞台でみるとついつい目で追ってしまう。誰にも似てない踊りなんだよなあ、肩から指先にかけてなんか、思いがけないところでインにはいったり止まったり。女性的な外見を裏切る男っぽい瞬間があるかと思うと、アドリブがでてこなくて追い詰められ半べそをかいていたり。得意なことにも苦手なことにも真面目に取り組む、金髪碧眼の町田さん(カラーリングとコンタクトだが)。なかなかに刺激的なエンターティナーなのです。かつては「猫のような人だなあ」と思っていたのですが、最近どっちかっていうと「人にみえる猫」なんじゃないかという気がしてこなくもない。だからあんまりうまく喋れないんじゃ…。ちなみに、彼が歳を重ねたら、俳優の山崎一さん(NOVAの鈴木さん)のような感じになるのではと踏んでいます。山崎さんは、テレビだとわかりにくいのですが、ちょっとびっくりするような美中年。涙目になりがちなあたりも似ている。ともあれミュージカル初「主」演、おめでとうMA!