こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

ご協力します

できあがったばかりの雑誌を
本屋さんと劇場へ届けに行く途中、
赤い羽根の共同募金に勤しむ女学生たちに遭遇。
そうか、都民の日だった。


「せ〜の、赤い羽根の共同募金にご協力お願いしま〜す、
 せ〜の、赤い羽根の共同募金にご協力お願いしま〜す、
 せ〜の…」


なかにはあゆメイクにとんでもないスカート丈な子もいるが、
そういう子が意外とはりきって声を張り上げていたりする。


ちなみにこの界隈は思いっきりわが母校のテリトリー。
見慣れた制服の前を素通りできるわけもないので、
ご協力してみました。


「おつけします!」とか言って、
なかなかに扱いにくい羽根と奮闘する姿に
すっかりきゅんときてしまい、つい


「…○○○○(学校名)だよね」
「えっ、そうです」
「卒業生なの」
「えー!ほんとですか」
「私もやったよ。がんばってね」
「はい!!!!!!」


か、かわいい…。


そういえば私たちが現役の時も
「卒業生なのよ」って募金してくれる人が結構いたなあ。
同じ気持ちだったんだろうか。