こまりさんの、はらぺこ手帖

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

西郷どん

「スタジオパークからこんにちわ」のゲストに
宇梶剛士さんが出ていました。


宇梶さんは今大河ドラマ新選組!』で西郷隆盛を演じている。
北海道に出自のある宇梶さんが薩摩人の役をやるというのも
非常にワイドな話だ。


190センチ近くある巨体(生まれたとき5000グラムだったそうだ…)が、
行儀よく足を揃えてちんまり座っている姿は、かなり愛しい。
若い頃、相当なやんちゃをしていた話は近頃やや有名になったが、
実際に役者になってからも宇梶さんはずっと
気持ちのなかに厳しいものを引きずって、
俺がここにいていいんだろうか、と思い続けていたそうだ。


そんな時、美輪明宏さんに初対面で言われた言葉が、


「あなた、暗い道を歩いてきたのね」


続けて「闇夜のカラス」という例え話をしてくれた。
黒い羽のカラスは、闇夜にいる限りあたりにまぎれて姿が見えない。
そこでいくらバタバタと羽を動かしても気味悪がられるだけだけど、
光のあたるところに出ればそのシルエットはくっきり浮かび上がり、
人びとは思わずその存在に目をとめるのだ、という。


「だからあなた役者になってよかったのよ」


と言ってもらって、
なにかがふっきれたのだそうだ。
確かに、くっきり浮かび上がってる。
宇梶さん。