こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

丈六さん

せっかくこちらに来ているのだからと思い、
在来線で京都へ。
なんだか今年は、京都に行けるように、
行けるようにことが流れている気がする。
不思議なものです。
っていうか自分が無意識にそっちに動いてるのか(笑)。


人が溢れていました。夏休みだもんね。


でも、最初に向かった戒光寺あたりはまったく静か。
戒光寺は真言宗のお寺です。
お寺と墓地がすこし離れているので、
5月に初めて来たときにはお寺の場所がわからなくて
お墓まいりだけで失礼してしまい、ずっと気になっていた。
なんだ、もう少し参道をのぼればよかったんだった。


門が開け放してあってとても入りやすく、
本堂にあがってみたらお寺の人も奥で休んでいらしたため、
完全貸切状態。
お蝋燭とお線香をあげてしばらくまったりさせていただいた。


ご本尊の丈六釈迦如来は思ったより大きい。
大きいんだけどすごく優しい感じ。
見上げてみると、ずっと上のほう、
首のあたりからなにかが流れたような跡があって、
説明を読んだら、それは
昔、寝首を掻かれそうになった後水尾天皇の身代わりになったときに
ついたもの、と書いてあった。
それから、悪いことの身代わりになってくださったり、
喉や首から上の病気から守ってくださる仏さまと
いわれるようになったそうです。