こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

真意

あるタレントさんが


「某テレビ番組で、コメントの前後を意図的に切り取って放送された」


と、ものすごい勢いで怒っている。
そのVTRも元の講演会も見ていない立場なので
コメントできないけど、
やはり、誰かが発した言葉が「言葉足らず」という範疇を超えて
「まったく違う意味」に伝わったとしたら、
そこにはやっぱり仲介した人間の
なんらかの意図があるように思えます。


データを凝縮するというのは難しい作業で、
たとえばマイナーな雑誌でインタビュー記事をまとめるときでさえ、
字数だとか表現だとかのルールで、
実際にあった言葉どおりには残せないことがままあります。
ほんとに難しい。
だけど、たとえ100行を20行にしなければいけないとしても
語った人の「真意」を残す方法はあるはず。
そう思って言葉に向き合わうことを忘れないようにしたいです。