こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

…などの衝撃的なイラストで、
最近大いに我々を笑わせ、
いや驚かせてくれている吉野圭吾画伯がご出演される
『ウィンター・ローズ』を、
博品館に観に行きました。


宝塚の若手演出家、荻田浩一の原案・構成。
オギーこと荻田先生は、
顔が果てしなく球形なことで有名な
なごみキャラなのですが、
その作品は果てしなく耽美で哀しい。


終演後の、後ろの席の人たちの会話。

「はあ〜、オギーってこういうのホントにうまいよねえ。
 心を病んだ美女の話みたいなやつ」
「綺麗だよねえ」
「前やったグンちゃん(月影瞳)が主役のやつもよかったよ」
「それどんな話?」
「心を病んだ美女の話」


今回の美女は星奈優里ちゃんで、
それはそれは美しく踊っていらっしゃいました。


それと、伊藤明賢さんは、
ものすごくものすごく踊れる人だった。
ココリコ田中に似た、長身のハンサムさん。
数年前に観た『ボーイズ・タイム』というミュージカルでの
ホスト役以来だったので、驚き!
考えたら、あのときも相当踊ってたんだよな。
でもどうしても
「おしぼりです!」とか
「俺、いま眉毛なくない?」
の印象が強くって(笑)。
今後の要注意人物!