こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

その鬚、本物ですか?

…と聞かずにはいられないほど、
宝塚宙組水夏希さんは鬚が似合いますね。


『白昼の稲妻/Temptationー誘惑ー』観劇。


トップスターの和央ようか・花總まり
トップカラーなのか、
なんだかスケールのおっきな組である。


舞台は王政復古のパリ。
この鬚ミズ演じる貴族は昔、
自身の出世のため、そして嫉妬心から
ヒロインの父を謀殺。
ヒーローとヒロインは庶民劇団の力を借り
『オセロー』を上演、
この芝居に含みをもたせて彼の旧悪を暴く。


この劇中劇のシーンは、
音がおもしろくて印象的です。
よく考えると、現実で起きた陰謀と『オセロー』は
あんまり…というかほぼ重なっていないのだが、
そこらへんは深く追求しないでおく。


『オセロー』といえば、
あいかわらずむやみに”華”のある
古着屋・サバティエ役のタニちゃん(大和悠河)は、
最近ちょっと「オセロ松嶋」に似てきました。