こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

工具

去年の今頃足首を骨折した母が、
そのとき骨をとめたプレートとビスをはずすことになり、
朝から病院についていきました。


手術フロアーにあがると、
よくテレビドラマなんかで
ストレッチャーがすごい勢いでかつぎこまれていくような
大きな入り口。しかし母はその隣の
「更衣室」と書いてあるごく普通のドアから、
非常に日常的なモードでてくてく入っていきました。


廊下を行き交うお医者さんたちで仮想ドラマを練ってみたり、
風に煽られて散りまくってる桜を窓から見下ろしたり、
誰もいない医局に忍びこんだりして待っているうちに
妙な眠気に襲われ、
ソファーで居眠りしてしまった。
なにしにいったんじゃ===3


2時間ほどして、
母はこれまた日常的なモードで、
てくてく歩いて出てきました。お疲れサマ。


記念にもらったというプレートとビスを見たら、
ホントにただの工具なんだよね。
こんなのが足の中に入っていたとは…
そしてそれをまた取りだせるとは。
やっぱりお医者さんてすごいわ。