こまりさんの、はらぺこ手帖。

なんでもないようなことが、しあわせなんだとおもう。

悲願達成

「明日、現場写真を撮ってもらいたいんだけど大丈夫?」

編集部で、そう聞かれたのが昨日。
事務、編集、取材、執筆、撮影、
とりあえずなんでも勉強させていただけるらしい。
ありがたい話です。

写真を撮るのは好きだけど、
あくまでも旅先でパチパチやったりする程度なので、
仕事というレベルで撮れるのかどうか。
しかも一眼レフのシャッターをきるのは初めてです。
うわーぶっつけか、勝負だなあ…と
覚悟を決めたものの、
行く先を聞いて腰を抜かしました。

十数年来、ずっと憧れていた役者さんのインタビューの現場だってよ!

急すぎる。
あまりのプレッシャーに
時間の感覚もないままひと晩が過ぎ、
気合いだけで会場に乗り込みました。


どうにかクリア。


できたのだろうか。


よく覚えていない。


夢というのは、
あっけなく叶ってしまうこともあるものなのですね。
カメラと格闘するのに精一杯だったため
憧れの方が同じ部屋にいるという感動を
味わう余裕すらなかった(笑)。